出国税とは
出国税とは、正式には平成27年度税制改正により新設された「国外転出時課税制度」のことをいいます。
国外転出時課税とは1億円以上の有価証券や未決済信用取引などの金融資産を有する居住者が
- ①その金融資産を所有したまま、非居住者になるとき
- ②その金融資産を非居住者に贈与したとき
- ③死亡して非居住者がその金融資産を相続したとき
にその金融資産を譲渡又は決済したものとみなし、その金融資産の含み益に対して所得税を課税する制度です。
※本文は作成時点での一般的な情報を簡略化したものであり、専門サービスを提供しているわけではありません。ご覧になっている方の個別の事例については、適切な資格を有する専門家にご相談ください。